最近、鏡を見ると髪の生え際や耳の周りにチラホラと白髪が生えてきました。
「年齢のせいかな~?(´ω`)」「ストレスのせいかな~?(´Д`)」と思い当たることはたくさんありますが、
まだ本数が少ないため、自分で毛抜きを使い抜いて処理していました。
私は理容師をしていますが、お客様との会話で白髪の話題はよくあがります。
白髪についてそれなりに知識はあったつもりでしたが、自分自身、白髪が増えてきたこともあり、「白髪染めするほどではない少ない白髪はどうすればいいのか?」
お客様との会話のネタになればと思い勉強しなおしてみました。
間違った白髪対策をすると後々大変なことになることをご存知ですか?
少ない白髪の対処法をまとめてみました。
少ない本数の白髪は抜かない方がいい?
まず最初に思いつくのが、「白髪を抜く」方法ですが・・・
(現に私も抜いて処理していましたが(^^;))
ぶっちゃけ結論から言って「白髪は抜かない方がいい!だって意味がないから!」
というのも結局のところ、抜いた白髪の後から生えてくる毛髪も白髪なわけで(^^;)
一時的に白髪は無くなるものの、無駄に毛根を傷つけて、下手をすればハゲてしまう危険性があるからです。
少ない本数の白髪を抜くのがクセになると?
以前、お客様との会話で「白髪は抜いても痛くない」という話も出てきました。
白髪を抜くことに痛みを感じることがあるか?ないか?で言うと個人差があるようです。
また、白髪の生えている部分の頭皮の柔らかさにより、引っ張った時のテンションの掛かり具合が変わるため、痛みに強弱が生まれます。
一番痛いのがモミアゲ部分、次に耳周り部分、襟周り部分、額周り部分。
比較的痛みがマシなのが頭のてっぺん部分(天頂部)です。
やはり頭皮が突っ張っているため、引っ張った時に頭皮が伸びないので衝撃が少ないです。
また、何度も白髪を抜く行為を繰り返しているうちに次第と痛みに鈍感になり、慣れてくる人が多いようです。
実は私も頭髪の白髪を抜き始めたのは最近ですが、以前から髭や胸毛などのムダ毛処理は、毛抜きでせっせと抜いていました(;^ω^)
最初の頃は痛みがありましたが、しばらくすると慣れてしまい毛抜きで抜いた場所が、スベスベして気持ちが良い~(#^^#)クセになります。
あくまでムダ毛処理のために脱毛するのは問題ありませんが、これが頭髪の白髪を抜くことに執着し、エスカレートしていくと危険なことになるかもしれません。
実際に白髪を抜いているお客様に聞くと、
「白髪は抜いても痛くない」
「抜くとスッキリして気持ちが良い!」
とおっしゃる方が多いです。
聞けば仕事によるストレスも相当あるとのこと(^^;)
最初は白髪処理のために始めた白髪抜きが、いつしかストレス発散のために白髪を抜いてしまう。
白髪を抜くことに快感を覚えてしまい、白髪を抜かずにはいられない。
抜く白髪が見当たらなくなると、黒髪でも抜きたくなってしまう。。。
ここまでくると、過度のストレスからくる一種の精神疾患「抜毛症」です。
そうならないためにも、白髪は抜かずに対処するほうが賢明ではないでしょうか。
少ない本数の白髪の対処法をご紹介
白髪を抜かずになくすには?
そうなると考えられるのが、白髪の根元ギリギリをハサミで切る。
白髪を抜くことに比べると、黒髪をかき分けてピンポイントで狙うわけですから当然、難易度があがります。
誰かに頼んで切ってもらうことが可能なら有効な方法ですが、自分一人で切るとなると、かなりの確率で黒髪も一緒に切ってしまいますし、失敗すると穴が空いたようになることも(;^ω^)
そうなると、たとえ白髪の本数が少なくても白髪染めするのが一番手っ取り早いかもしれません。
厳密にいうと、白髪染めも頭皮に影響がないかというと少なからずあります。
しかし白髪を抜くことによる毛根のダメージや、抜毛症になる心配に比べると安全な方法ではないでしょうか。
また、ドラッグストアなどで購入できる市販の白髪染めなどで手軽に染めることも可能ですが、「上手く染められない」「毛染めの持ちが悪い」などよく耳にします。
多少のコストはかかりますが、理容・美容室などでプロに相談して白髪染めをしてもらうことが、安心・安全に毛髪や頭皮にダメージの少ない白髪対処法になるのではないでしょうか(^^♪
あと自分で出来る白髪ケアとしては、白髪を染めずに目立ちにくくする「ヘアカラートリートメント」で、毎日お手入れをする方法があります。
日々のコストはかかりますが、頭皮や毛髪にダメージがない点ではおすすめです(^▽^)/
少ない本数の白髪の対処法のまとめ
最近では、2018年新語・流行語大賞にノミネートされ話題になった、白髪は染めずに自然のままに活かす「グレイヘア」。
白髪の割合がまだまだ足りないので、随分先のことになるとは思いますが、少しずつ白髪になる自分自身を受け入れていくのもいいかもしれません。
そのためには、清潔感のあるそれなりの雰囲気を醸し出す努力が必要になってくるので、白髪だけを気にするのではなく、体調・体型管理をしっかりしていけたらな~と思います(^^)