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家族葬とは?家族葬の流れや費用、体験談を紹介

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最近周りで聞くお葬式はほとんど家族葬です。
調べてみると家族葬を希望する方が全体の7割を占めるようです。
人口減少、高齢化、家族の生活スタイルの変化などが背景にあるようです。
少し昔の話になりますが一般葬と家族葬の違いを実際に体験した話をしたいと思います。

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家族葬とは?私が家族葬を選んだ理由

家族葬とは、家族が葬儀に呼ぶ方を親しい方々に限定し、少人数でゆっくりとお別れができる葬儀です。

葬儀の名前に家族と付くため、家族だけで行なうものだと思われる方もいますが、家族葬には親族や友人も呼ぶことができます。

家族や近しい身内だけで行う少人数の葬儀のことをいいます。

私の場合は、7年前祖母の葬儀を家族葬にしました。

それよりもっと以前の23年前、祖父の葬儀を自宅での一般葬で行ったのですが、兄弟姉妹、親戚、ご近所、町内、仕事関係などたくさんの人に参列していただきました。

たくさんの人に参列していただきありがたかったのですが、誰が誰なのか把握できずに対応にドタバタとしているうちに葬儀が終わってしまいました。

振り返れば、家族全員、終始葬儀の準備や対応に慌ただしくて、祖父とのお別れがゆっくりできなかったことが残念に思ったのです。

そこで祖母の葬儀の時は、祖母とゆっくりお別れしたいと思い家族葬を選びました。

喪主は私の父親でしたが、父も母も祖母が亡くなるまで毎日病院に付き添っていましたので、疲れと悲しみもあると思い、家族葬の提案、葬儀社との交渉は自分が中心になって行いました。

当時、一般葬が主流で今ほど家族葬がスタンダードではなかったうえ、田舎だったのでご近所や町内の目が気になりましたが、家族がお別れをすることが一番大事とわりきり、思いっきって家族葬に決めました。

家族葬の流れ

知らせる人を決める

祖母が亡くなり、あらかじめ決めていた葬儀社に電話をしてそのまま葬儀社の安置施設のほうに向かいました。

今回、祖母の場合は家族葬と決めていたので、ご近所や町内・仕事関係の方には葬儀の日時などはお伝えしませんでした。

親戚関係の人をどこまで呼ぶのかが一番悩みました。

家族との今後の付き合いを考慮して決めたつもりでしたが、葬儀後に呼ばなかった親戚とはしばらく気まずい感じになってしまいました。
呼ぶか迷う親族がいた場合は呼んだ方がいいと思います。

しかし、田舎である我が家の場合は親戚付き合いが昔ながらで大変だったため、付き合いを整理して縮小していく良い機会になったと思います。

プランの決定

続いてどのようなプランでするか打ち合わせしました。

前回、祖父の葬儀は自宅で一般葬でしたのでとにかく葬儀費用が高くなり、終わった後の請求書を見て父親がびっくりしていたのを覚えています。

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ですので、今回は自分達家族で出来る範囲で費用を抑えつつ、ゆっくりとお別れできるように心掛けました。

お通夜

お通夜は家族のみだったので気を遣うこともなく、祖母のことを話しながらゆっくりと過ごすことができました。

こういうところも家族葬の良いところであり、選ばれる理由かなと感じました。

告別式

告別式は親戚関係の参列もあり多少は気を遣う場面もありましたが、少人数だったおかげでバタバタすることもなく終始穏やかな告別式でした。

祖母の兄弟姉妹にもゆっくりとお別れをしてもらえたので、祖母も喜んでいたと思います。

家族葬の費用、相場

葬儀費用は、お布施、斎場や会場などの施設使用料、料理・会葬返礼品、火葬料で大体の総額がわかるようになっています。

お布施

祖父の時の一般葬では、菩提寺の和尚さんが地域の住職をたくさん呼んでくれたので約120万円ほどかかりました。

ひと昔前のの田舎の習慣なのかわかりませんが、お坊さんの数で葬儀の格が上がるようなところがありました。

和尚さんに聞いた裏話ですが、地域の住職仲間では葬儀に呼んでもらったら呼び返すのが習慣になっていたようです。

たくさんのお坊さんに弔っていただけるのはありがたいのですが、かなりの費用がかかることは覚悟しなければいけません。

今回は、菩提寺の和尚さんのみでお願いしました。35万円で済みました。

最近では葬儀社のほうで菩提寺がない人には各宗派のお坊さんを手配してくれるサービスもあるようです。

約3万円~約10万円位とかなりお得な感じです。

斎場・会場の費用

斎場や会場などの施設使用料は、祖父の一般葬は自宅で行ったので0円で済みましたが、葬儀前後の掃除や後片付けがとても大変でした。

今回はその大変さを覚えていたので葬儀社の斎場を利用することにしました。これも家族葬を選んだ理由の一つです。

斎場や会場などの施設使用料は約10万円から30万円、公営の施設使用料は数万円で利用できるようです。

料理・会葬返礼品の費用

料理・会葬返礼品は、祖父の一般葬の時はかなりかかりました。料理や弁当など人数を間違えたり、近所の手伝いの人が勝手に注文したりとトラブル続きで大変でした。

結局なんだかんだで約150万円くらいかかり、料理もたくさん残ったり無駄な出費がかなりあったように思います。

祖母の家族葬では人数も計算しやすく、少人数のためだいたいの好みも把握できるので、無駄な料理も出さずにみんなに満足してもらえました。

火葬料

火葬料は民間の火葬場が5万円以上するのに対し、公営の火葬場はその地域に住んでいれば無料~数万円で済むようです。

一般葬の費用の相場は全国平均   程かかるのに対し、家族葬の費用の相場は全国平均50万円程度です。

まとめ

一般葬と家族葬、二つの葬式の経験を経て、参考になればと思いこの記事を作成しました。

それぞれの家族や故人に合った選択をすることが大切

私が今度は喪主となり両親を送り出す時が来たときは、家族葬を選びたいと思いました。

その時にどれだけ正しい判断が出来るわかりませんが後悔のないように大切な時間を家族で過ごしたいと思います。

そのために前もって準備をする事が大事だと思いました。
参考にしていただければ幸いです。

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