おしゃれに防寒具にと大活躍のブーツですが、足の裏や指の間がムズムズ痒くなったり、蒸れて臭いが気になった経験はないでしょうか?
そんな人は・・・。
既に水虫になっているかもしれません(@ ̄□ ̄@;)!!
水虫の種類と予防・治療方法を紹介したいと思います。
冬場に潜む水虫の危険
ブーツを履く冬の季節、若い女性を中心に水虫になる人が急増しています。
ブーツの中は蒸れやすく、水虫の原因菌である白癬菌の繁殖に非常に適しているためです。
特に気を付けたいのがストッキングとブーツの組み合わせです。
ストッキングは保温効果が高く、吸水効果が全くないため常に足が蒸れた状態になってしまいます。
その上に通気性の悪いブーツを履くとさらに蒸れて水虫になる危険性が高まります。
水虫の種類
水虫には3種類あります。
趾間(しかん)型
足の指の間がジュクジュクして皮がむける状態
小水疱(しょうすいほう)型
水疱ができた状態。水疱が破けると痒みが増す。
角化(かくか)型
足の裏全体が硬くなりひび割れた状態。痒みがないのが特徴。
さらに悪化、長期化した場合には足の爪にまで白癬菌が感染して「爪白癬」になります。爪が分厚くなり白く濁り、ボロボロと剥がれてしまいます。
治療期間も他の水虫に比べて永くなり内服薬も必要な場合があります。
水虫の予防と治療方法
水虫の予防
ブーツを履く時はストッキングより綿の靴下がおすすめです。
ポリエステルやナイロン素材に比べて通気性、吸水性に優れているためです。
おすすめは、替えの靴下を用意して足が蒸れて濡れてきた時に履き替えると、さらに水虫の予防につながります。
また同じブーツを2日連続で履かないように、3足くらいのブーツをローテーションして履くようにします。
その時に脱いだ後のブーツは湿気がこもっているのでしっかりと乾燥させるようにしましょう。
乾燥剤や新聞紙を丸めたものを入れておくと湿気を吸収してとても効果的!
さらに外出から帰ってきた後は出来るだけ直ぐに足を洗うようにしましょう。
足の指の間など石鹸で丁寧に優しく洗います。
その際硬いブラシやナイロンタオルでゴシゴシと力を入れて洗わないように!
皮膚に傷が出来ると、そこから水虫の繁殖に繋がる恐れがあります。
足を洗い終わった後は、しっかりと水分を拭き取り乾かします。
家族に水虫の人が居る場合は要注意です!
バスマットなど直接皮膚に触れる物は、別々に使用するようにしましょう。
また水虫菌の皮膚の角質など、床に落ちていることもあるのでこまめに掃除機をかけるなど、清潔を心掛けてください。
これだけでも水虫の予防には、かなりの効果が期待できますよ!
水虫の治療方法
足が痒くて怪しいな?と思ったらまず専門医(皮膚科)を受診する事をおすすめします。
私の経験上、我流や民間療法(お茶の葉っぱ、キッチンハイター)などで治そうと試みましたが大した効果が出ずにかえって症状が悪化しました(;´Д`)
市販の水虫の塗り薬も何度か試してみましたが、一時的に痒みは治まります・・・
しかしながら長期的な治療となると費用面でかなり高くなってきます。
やはり専門医(皮膚科)に足の角質などを顕微鏡で診てもらい、しっかり診断してもらってから、適切な薬を処方してもらうのが最適な治療方法だと思います。
水虫のタイプ、患部の皮膚の状態によって塗り薬も違ってきますし、費用面でもかなりお得だと思います。
自分に合った適切な塗り薬を処方してもらい、つらい痒みから解放されましょう(^▽^)/
まとめ
私の場合は、地域でも有名な皮膚科を受診しました。
患者の数が多く、待ち時間が長いことでも有名です。
不思議なことに、どの患者さんも文句ひとつ言わずに待たれています。
待ち時間が長いのには理由が・・・。
それは患者一人一人に対しての丁寧に時間をかけた徹底した診察、処置をしているためです!
私もいくつかの皮膚科を受診しましたが、医者によって水虫も治る、治らないに差が出る事を実感しました。
事実、他の皮膚科で処方された塗り薬では治りませんでしたが、こちらの皮膚科では一度の受診で完治しました。
以来、足に痒みがでることはありません(^▽^)/
出来るだけ最寄りの皮膚科の情報を集めて、評判の良い医者に診てもらうことが、水虫の完治への近道ではないかと思います。