この春、大学進学のために実家を離れて一人暮らしを始めるお子様をお持ちの方。
「引越し難民」という言葉をご存知ですか?
昨年話題になった3月末から4月上旬にかけて起こる、引越し繁忙期による「引越し難民」にならないために、
おすすめの時期と引越し方法を紹介したいと思います。
おすすめの時期
2018年の2月ごろから4月にかけてテレビやインターネットで、「引越し料金が高すぎる」「希望する日程で引越しできる業者がない」など引越しができずに困っている「引越し難民」が急増し話題になりました。
働き方改革が実施され長時間労働の抑制がされたため、それまでは1日に5件程度こなせた引越しが、3件程度に抑えられたためです。
それに加え、引越し業界全体が慢性的な人材不足で、3~4月の繁忙期に圧倒的に人手が足りなくなり、その結果「引越し難民」がでてきてしまうのです。
2019年は更に引越し料金の高騰、混雑が予想されています。
「引越し難民」にならないために、引越し先の物件探しを早めにすることをおすすめします。
合格発表より前にお部屋探しを!
入学直前の2~3月に物件探しをすると、3~4月の引越し繁忙期に重なるため引越し料金が高くなり、希望する日に引越しが難しくなります。
また、学生向けの物件は競争率も高くなり早めに目星を付けておかないと、他の学生に取られてしまうことがあります。
合格発表が早くわかる場合は、12月~1月に物件探しを始めると余裕を持って不動産会社を複数比較することもでき、足元を見られる心配も減りますよ。
合格発表が遅い時期の場合も、不動産業者によっては合格発表前に仮押さえができる場合もあります。
先に条件を伝えておくことで、物件の空きが出たら優先的に知らせてもらえることもできます。
とにかく早めに動き出すことが肝心です!
新居が早く決まれば引越し業者の予約も取りやすく、平日など比較的に空いている時期を狙えばスムーズに引越しが可能です。
引越し繁忙期の料金はこんなに高い!
「引越し難民」という言葉がまだない時の引越し料金は、2016年の通常期の平均相場が約6万5千円。
繁忙期でも約11万円でした。
それが、「引越し難民」が出てきた2018年は、通常期の平均相場が約7万円に対し、繁忙期の平均相場はなんと約19万円にも高騰したのです。
2019年はさらに高騰が予想されますので、とにかく早めの行動がカギです。
・早めに引越し業者を決める。
・1社でも多く見積もり依頼を出す。
・平日など比較的空いている日・時間を狙う。
おすすめの引越し方法
学生の引越しの基本は、自分でできること『荷物の梱包、荷解き』は自分ですることです。
家具・家電などの大きな荷物などは引越し先で購入するか、配達先を新居にするなど、できるだけ荷物の量を減らすことで、引越し料金を安くすることができます。
また各引越し業者には「学割プラン」(通常より安価な料金で学生だけのサービスが付いてくる)などがあるのでチェックして利用することをおすすめします。
荷物の量が少なくなれば宅配便を利用して引越し料金を安くすることも可能です。
近距離であればマイカーでの引越しが最も安くできると思いますよ。
荷物の搬入、荷解き、家具の組み立てなど家族や友人に手伝って貰えると段取り良くスムーズに引越し出来るのではないでしょうか(^^♪
まとめ
子供の進学は嬉しいけれど、引越しや一人暮らしのことを考えるとちょっと不安もありますよね。
わが家にも進学を控えている子供がいますので、よくわかります。
とにかく、早め早めの行動を!
引越しに関してはこの一言に尽きます。
初めての一人暮らしで子供も親も戸惑うこともきっと多いですよね(^^;)
早め早めに準備をして余裕を持って引越し、新生活を送れるようにしてあげたいですね!