熱帯魚の飼育に欠かせない、これから冬本番に大活躍のアイテム!
そう、温度ヒーターです!
水温の低下を防ぎ、病気の治療にも役立つマストアイテムですね。
今回は、これから気を付けたい冬場のヒーター切れについて、実際に体験したヒーターの失敗談を紹介したいと思います。
熱帯魚のヒーターの種類
温度固定オートヒーター(サーモスッタト・ヒーター一体型)
特徴
水温を26℃に設定してあり、26℃以上にはあげられない。
メリット
構造がシンプルで比較的安価。初心者でも扱いやすい。
デメリット
設定温度が変更できない。熱帯魚の病気治療に対応できない。
水温調節機能付きヒーター(サーモスッタト・ヒーター一体型)
特徴
ヒーターに水温調節機能がついてすっきりとしたデザイン。
メリット
水温調節ができ、熱帯魚の病気治療に対応できる。コードが一本で水槽周りがすっきりとする。
デメリット
他のヒーターに比べて交換費用が高くなる。
サーモスッタト・ヒーター分離型
特徴
サーモスッタトとヒーターが分離できる。
メリット
水温調節ができ、熱帯魚の病気治療に対応できる。サーモスッタトは約10年と長寿命で、ヒーター部分だけ交換できコ
ストパフォーマンスに優れている。
デメリット
サーモスッタト、水温センサー、ヒーターとコードがたくさんあるため、水槽周りがごちゃごちゃする。
ヒーターにも種類があり、一長一短があるので自分の飼育スタイル、水槽の大きさや熱帯魚によって適切なものを選びましょう(^▽^)/
我が家のヒーター失敗談
冬が来ると思い出します。約1年前の出来事でした。
我が家には90cmと60cmの水槽があり、60cmの水槽でヒーターの故障(おそらく寿命)で水温が低下して
大半の熱帯魚を死なせてしまったことです(´;ω;`)
温度固定型のオートヒーターを使用していました。通電している時は、ヒーター本体の赤いランプが点灯するものでした。
温度計も毎日確認していましたが、運悪く夜寝ている間にヒーターが切れていたようです。
じつは、ヒーター購入から数年使用していて、いつきれてもおかしくないものでした。
60cm水槽では熱帯魚と一緒に金魚も混泳していたので、朝見ると随分金魚の動きが鈍いなと思ったことが気付くきっかけになりました。
水温計を見るとびっくりするような低温でした。
生存者を確認するために水槽に手を入れると・・・・。
(@ ̄□ ̄@;)!!
人間でも冷たい!!と感じるくらいの冷たさでした。
金魚は大丈夫でしたが、熱帯魚は見るからに凍死状態でした(´;ω;`)
凍死した熱帯魚に謝りながら網ですくっていると・・・!?
なんと!辛うじて生きている(仮死状態?)熱帯魚が数匹!
大急ぎで90cm水槽にドボン!
なんとか蘇生に成功しました( ´∀` )
しかしヒーター切れによる水温低下。凍死させてしまった魚たちにはかわいそうな事をしたと思います。
二度とないよう気を付けたいと思います。
ヒーター切れによる失敗から学んだこと
1年前の失敗は繰り返さないよう、水温が下がり始める11月から用心しながら水温計とサーモスッタトの動作確認を行うようになりました。
先日、サーモスッタトと水温センサーは正常なのに?温度が上昇しない状態になりました。
複数年使用しているヒーターの寿命がきたようでした。
後日、ヒーター部分を交換して水温も上昇し安定。
本格的に冷え込む前に対処でき良かったです(^▽^)/
これからは1年毎にヒーターを交換し、前年のヒーターを予備として設置していきたいと思います。
|
まとめ
日頃からの水質管理だけでなく、冬場の水温管理の重要性を感じた出来事でした。
熱帯魚を飼育する者として、飼育環境を整えられるようにしっかりと勉強していきたいと思いますm(__)m