モルモットを飼っていると撫でたり、抱っこしたりしてスキンシップをとりたいと思う人は多いのでは
ないでしょうか?
モルモットは性格上、憶病で警戒心が強いことから飼い主になつくまで時間がかかると言われています。
ここでは、どのようなモルモットがなつきやすいのか?
なつかせるためにはどのように接すれば良いのか?
里親募集で譲り受けた我が家のモルモットが私になつくまでの体験談など紹介したいと思います。
なつきやすいモルモットの選び方
ペットショップなどで複数のモルモットが販売されている場合は、生後何ケ月かを調べてから購入しましょう。
中には生後1年以降の大人のモルモットが販売されていることもあります。
できれば生後1~2ケ月くらいの親離れしたての若い子がいればベストです。
大人のモルモットに比べて、若いモルモットのほうが飼い主を認識し、なついてくれやすいからです。
ペットショップによっては直接モルモットに触れられることもあるので、人に慣れているか・触られることを
嫌がらないかなど観察することも大事です。
人に触られることを嫌がる場合は飼いだしてからもなつくまで苦労する可能性があるので要注意です。
見た目の毛色や模様などが気に入った子を選ぶことも大事ですが、なつきやすい性格も考慮してみてはいかがでしょうか。
なつかせるための飼育方法
お気に入りの子が見つかったら、いよいよモルモットとの生活の始まりです。
モルモットを連れて帰ってきても焦ってはいけません。
新しいケージに環境の違う場所、よく知らない人など初めてづくしで警戒心も強く、さぞ怯えていることでしょう。
そんな時は触りたい・構いたい気持ちをグッとこらえて優しく見守ってあげましょう。
新しい環境に慣れてきたら落ち着いた様子でケージの中の物などに興味を示して動きはじめます。
次に飼い主の顔を覚えてもらいましょう。
びっくりさせないように静かに観察して飼い主であることを認識してもらいましょう。
餌やおやつを手渡しであげるときがモルモットとの信頼関係を結ぶチャンスです。
この時に、ビニール袋から餌やおやつを取り出す時のガサガサという音が鳴ると何かが貰える!と覚えると、
ものすごく甘えた鳴き声や表情をします。何とも言えない可愛さがたまりません。
この頃になると名前を呼ぶと何かしらの反応があると思います。
ちょっとずるいかもしれませんが、おやつなどで気を引きつけながら優しく頭や背中を撫でてあげましょう。
怒って噛みついたりせず気持ち良さそうな表情が見られたらスキンシップは成功です。
はじめは短い時間から徐々に延ばしていきましょう。
可愛いからつい長時間抱いたり撫でたりしてしまいますが、モルモットも疲れてストレスが溜まるので
ほどほどにしておきましょう。
モルモットは警戒心が強く臆病な性格だということを常に意識しておきましょう。
怖がらせない、痛い思いをさせないように思いやりをもって接することが仲良くなる近道ではないでしょうか。
里親募集で譲り受けた我が家では
我が家のモルモットはペットショップで里親募集をしていたイングリッシュモルモットです。
初めてのモルモットなのでどうしても茶色と白の子が欲しくて数軒のペットショップをまわりました。
あるお店でモルモットのことを尋ねると、「ちょうどいい子がいるよ、良かったら貰ってくれないか?」
と言われました。
ひと目見た瞬間、この子だと思いました。もうすでに生後半年以上経つ大人のモルモットでしたが、
何とも間の抜けたとぼけた顔が気に入り里親の手続きをしました。
モルモット自体は無償で、餌と牧草を購入する条件で譲り受けました。
幸い人に慣れるまで時間がかからずいつの間にか仲良くなっていた気がします。
まとめ
我が家にモルモットが来て2年が経ちますが、ケガをさせたりストレスで食欲不振になったりしましたが
それを乗り越えて信頼関係が築けたと思います。
この記事を読んでいただいた飼い主様がモルモットと幸せな生活を送っていただければ幸いです。